介護の現場におけるケアクラークの役割

介護の現場におけるケアクラークの役割

介護の仕事をしているのはヘルパーやケアマネだけではありません。現場で働いている介護職の陰には裏で支えている事務職の存在があります。介護関連の資格の中で人気がある『ケアクラーク』もその内の一つです。

 

ケアクラークの主な業務は介護報酬の請求業務をすることです。それ以外にはケアマネやヘルパーのサポートから事務作業や受付、ご利用者から相談を受けることもあります。平たく言ってしまえば、雑務は何でもやることになります。

 

特に月末月初はレセプトを作成するのでとても忙しくなります。せめてレセプトの時期だけは事務に集中したい!と思うこともありますが、なかなかそうはいかないのが現状です。

 

仕事をするにあたり、ケアクラークの資格は必須ではありません。しかし、私自身は「資格はあった方が良い」と思っています。ケアクラークは事務職ではありますが、介護報酬の請求をする都合上、介護サービスや介護保険の知識を必要とするからです。既に無資格でケアクラークとして働いている場合は、わざわざ取らなくても経験を積んでいけばいいと思います。

 

知識があることの証明として資格を取る人もいるので、もし自分が必要だと感じるのであれば取得するのも良いでしょう。ただし、実務経験のみで受験する場合「6ヶ月以上の実務経験」が必要になるので注意が必要です。また、介護保険法の改正や介護報酬の改定によって、算定基準が変わることもあります。

 

資格を取ったら終わり、ではなく日々勉強が必要な仕事だと思います。

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