守秘義務について

調剤薬局事務の守秘義務について

調剤薬局事務として働く上で守らなければならないことがあります。それは、調剤薬局に来る患者さんの個人情報を保護し、外部へ漏らなさいということです。

 

患者さんの持ってくる処方せんには、数々の個人情報が含まれています。生年月日はもちろん、病名の記載がないとはいえ、処方される薬から大体の病気が推察できます。

 

処方せんの確認として見せてもらう保険証には、勤務先も記されていることが多いです。調剤薬局事務として働く上で知った個人情報には、守秘義務があります。

 

以前私の周りでこんな話を聞いたことがあります。初めて行く調剤薬局へ薬をもらいに行ったら、受付が知り合いの人だったそうです。気恥ずかしさから嫌だなと思ったのですが、そのまま処方せんを渡し調剤・処方してもらったとのことです。

 

ある日友人と出かけていたところ、偶然調剤薬局で受付をしていた知り合いに会い立ち話をしたそうです。その知り合いは、処方せんの内容から病名を知っており、その後どうだったかと尋ねてきたと言っていました。

 

病気のことを知らない友人の前で、仕事上偶然知った話をするとはどうなのかととても不愉快に思ったとのことでした。私はこの話を聞いて、個人情報を漏らされた人がかわいそうだと思いましたし、怒って当然だとも思いました。

 

病気の情報をおおっぴらに公開したがる人は少ないです。重い病を宣告されたり、回復に時間がかかったり、偏見を持たれてしまう可能性がある病気にかかったりした時にはなおさらです。

 

そんな患者さんの気持ちを考えると、とても患者さんの情報を漏らそうとは思えません。今回のように、例え悪気がないとしても、調剤薬局事務として知った情報を漏らすことはいけないことです。それは、家族であっても同じことです。

 

患者さんは、調剤薬局を信頼して処方せんを預けます。調剤薬局側もそれにこたえなければなりません。個人情報を保護し外部へ漏らさないこと、これを肝に銘じながら調剤薬局事務として働くべきです。

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