調剤薬局事務と登録販売者の違い

調剤薬局事務と登録販売者の違い

調剤薬局事務と登録販売者は、どちらも薬局で働く職業です。しかし、この2つの仕事内容の違いを尋ねられたら、正確に答えられる人は少ないでしょう。

 

今回は、この2つの職業の違いを紹介していきたいと思います。

 

まずは仕事をする場所が違います。調剤薬局事務は、主に調剤薬局で働いています。登録販売者は、主にドラッグストアで働いています。

 

次に仕事内容が大きく異なります。調剤薬局事務は、調剤における診療報酬計算のプロです。処方せんを見ながら調剤にかかる料金を精算し、患者や保険者に代金を請求します。

 

薬の作用や体の中での働きなどについては、ほとんど知識がありません。調剤薬局には薬のスペシャリストである薬剤師がいるため、薬の知識は必要がないからです。

 

登録販売者は、ドラッグストアで一般用医薬品を販売するために必要な資格の1つです。登録販売者がいると、副作用が少ないとされる第2類・第3類の一般用医薬品を販売することが出来ます。

 

薬の知識や薬事法などを勉強して試験に合格した、一般用医薬品のプロと言えます。

 

最後に、資格の種類の違いです。調剤薬局事務は、民間の資格になります。この仕事をする上で資格を持っている必要はありません。受験資格もないので、勉強さえすれば、すぐに受験することが可能です。

 

登録販売者は、都道府県が認定する資格です。この資格がないと、登録販売者を名乗ることが出来ません。この資格を取るためには実務経験が必要ですので、思い立ったらすぐ取れる資格ではありません。

 

実務経験は1年または4年が必要で、専門家である薬剤師や登録販売者からの管理・指導の下で販売することを指します。ちなみに、調剤薬局事務として働いていた期間は、医薬品販売にたずさわっていたとは言えません。

 

そのため、登録販売者の資格を取る上で必要な実務期間にカウントすることは出来ません。

 

以上をまとめると、調剤薬局事務は調剤薬局での保険調剤に欠かすことが出来ません。一方、登録販売士はドラッグストアでの一般用医薬品の販売に欠かすことが出来ない存在といえます。

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