職場の人間関係について
調剤薬局の人間関係について
調剤薬局事務の仕事をするうえで大事なことは、職場の人間関係です。調剤薬局事務に限らず、職場での人間関係は、仕事のモチベーションに大きく影響するからです。
調剤薬局の特徴の1つに、女性が多いということが挙げられます。薬剤師は女性が多い職業ですし、調剤薬局事務も同様です。女性が集まると、噂話が出てくることがあります。
職場の働きぶりだけではなく、家庭内のことや子どものことなどです。また、それが根も葉もない噂である場合すらあります。しかし、職場は仕事をする場所であり、噂話をする場所ではありません。噂は噂として、聞き流しておくのが正しい職場でのやり過ごし方でしょう。
また、調剤薬局は働く人数が少ない場合があります。人件費を削減するために、法律で決まっている薬剤師の人数の最低限だけしか配置しない場合が多いからです。
1人の薬剤師が勤務する薬局では、調剤薬局事務も1人で勤務する場合が多いです。そうなると、1日の大半を薬剤師と調剤薬局事務の2人で過ごすことになります。
このような場合は、お互いの相性が重要になってくるでしょう。良い場合は問題ないのですが、人間同士ですから合わない場合もあります。そんな時には、まずは仕事と割り切って生活してみましょう。
仕事のコミュニケーションは密に取る必要がありますが、休憩時間などのプライバシーの時間まで仲良くする必要はありません。また、仕事の時間に暇な時間を作らないようにすることも大事なことだと言えるでしょう。
ただ、どうしても合わないし一緒の空間にいることすら嫌だという場合もあるかもしれません。この場合は、早めに転職をした方が、お互いのためにも良いのかもしれません。
マイナスの人間関係をいくつかあげましたが、これらはごく一部の例です。ほとんどの調剤薬局では、スタッフ同士で協力し、より効率的な仕事をするべくチーム一丸となって頑張っています。
ですから、恐れずに調剤薬局事務の世界へ入って来ていただきたいと思います。