資格の認定までの流れ

調剤薬局事務資格の認定までの流れ

スクールで組まれている調剤薬局事務の学習カリキュラムは、まったく知識のないひとにもわかりやすいように、保険制度の仕組みから調剤報酬明細書の作成方法、接遇マナーまでが網羅されています。

 

例えば、日本医療教育財団などが作成したテキストをご紹介すると、はじめに、医療保険の分類、健康保険法、社会保険と国民健康保険、被保険者証の見方といった基本からスタート。

 

後期高齢者医療制度、公費負担医療制度…これまで自分自身にはまだまだ無関係なこと、ニュースを見てもうろ覚えだった言葉が、絶対的な言葉として目の前に現れてきます。

 

医療保険の種類を理解したら、いよいよ調剤報酬明細書の作成のために必要な保険情報の確認方法、さらに、調剤報酬算定の際に必要な、薬剤計算・保険医療材料の計算方法、併せて、医療従事者として必要な患者接遇マナー、個人情報保護法についても学んでいきます。中間テストによって、知識の習得をより確かなものにします。

 

続いて、処方せんの記載と保険調剤薬局での取り扱い方、調剤報酬点数表と調剤録作成について学び、処方せんから実際に調剤録を作成し、窓口での患者一部負担金を計算します。

 

処方せんと調剤記録から、調剤報酬明細書を実際に作成したら、作成した調剤報酬明細書と処方せんを突き合わせて点検を行い、誤った箇所を訂正します。

 

調剤報酬についての一連の知識、および基本接遇マナーが習得されたこととして、保険調剤薬局での窓口・会計応対のチェックが行われます。

 

最後に、修了試験が実施されます。医療保険制度を理解していること、接遇マナーはどうか、調剤報酬明細書は正確か、など、技能習得と接遇が一定レベルに達しているかの確認が行われます。

 

修了試験に合格し、申請の手続きを行うことによって、日本医療教育財団による「調剤報酬請求事務技能認定証」が取得できます(認定料3000円)。公的な資格ではありませんが、求職の際のアピール材料になりますし、いざ仕事に就いた時に、知識のあるなしで、最初のスタートがまったく違うものとなることは間違いないでしょう。

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