調剤事務管理士について

概要

調剤薬局事務の資格には、様々なものがあります。今回はその中でも有名な資格である、調剤事務管理士についてご紹介します。

 

調剤事務管理士は、株式会社技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。調剤報酬算定に関する知識とスキルが認定され、調剤薬局事務として働く上で有利だと言われています。

 

受験資格は特になく、性別・学歴・年齢に関係なく受験することが出来ます。試験日は奇数月の第4土曜日で、年6回実施されています。

 

試験会場は技能認定振興協会が指定する会場で、全国30か所以上で開催されます。また、通信講座で有名なユーキャンで調剤薬局事務講座を受けている方は、自宅受験も可能です。

 

試験内容と合格率

試験内容は、実技試験と学科試験です。実技試験は、調剤報酬明細書の点検1問と作成2問の計3問から構成されています。

 

学科試験は、マークシート方式で10問あります。試験時間は、実技・学科合わせて2時間です。また、資料を持ち込んでの答案作成が認められていますので、暗記をする必要がありません。テキストやノート、点数表といったものや、計算するための電卓を持ち込んでも構いません。

 

合格基準は、実技試験と学科試験で異なります。実技試験の場合は、点検・各作成問題ごとに50%以上の得点をし、かつ、3問の合計で70%以上の得点を得ることです。学科試験の場合は、70点以上の得点を得ることです。

 

また、実技・学科両方の点数が、上記の基準に達した場合にのみ合格となります。受験人数は、3千人~4千人の間で推移しています。合格率は毎回の試験ごとでの大きな変化はなく、平均して60%程度です。

 

受験費用は、税込で5500円です。一度納入した場合、受験月の変更やキャンセルはできませんのでご注意ください。

 

なお、これらの試験内容の情報は、年度によって変更になる場合があります。最新の受験要綱は、認定試験の主催会社である技能認定振興協会のホームページで確認をして下さい。

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